目次
1.不用品回収の方法については大きく分けて2種類あります。
1-1.環境省および役所の不用品回収について
1-2.不用品回収業者が行っている不用品回収について
2.それぞれの不用品回収方法のメリット・デメリット
2-1.環境省および役所が回収することによるメリット・デメリット
2-2.不用品回収業者が回収することによるメリット・デメリット
3.不用品回収金額の目安(料金相場)
3-1.一人暮らしの量の場合(目安部屋の大きさ1K)
3-2.一人および二人暮らしの量の場合(目安部屋の大きさ2K~2DK)
3-3.トラック別積み放題プランの料金相場
不用品回収の方法については大きく分けて2種類あります。
環境省および役所の不用品回収について
1つ目の方法は環境省の不用品回収です。これは役所が行っている粗大ゴミの回収になります。
これは各都道府県によって出し方が変わりますが、東京とかですと廃棄物処理券(ゴミシール)などを購入し決められた金額分をゴミに貼り指定の場所に出します。
廃棄物処理券を貼る金額は物によって変わって来ますので、各市区町村に問合せをすることをオススメします。
全ての物が回収してもらえる訳ではなく、家電4品目(エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機)、PC関連などは回収してもらえません。
家電4品目に関しては家電リサイクル法で処分の方法が決まっていますので、この4品目に関しては基本的にリサイクル料金が発生致します。
リサイクル料金はメーカー毎に異なっていますのでまずはメーカーを確認することが重要となります。回収料金(運搬料金)+リサイクル料金が費用となります。
PC関連も家電4品目同様に役所が回収してくれる訳ではなく、メーカーが回収することになります。
回収料金に関しては、PCリサイクルマークがついたパソコンであれば料金負担はなく無料回収となります。
もしマークが無い場合は回収・再資源化料金が発生します。問合せ、確認は各メーカーか一般社団法人 パソコン3R推進協会にすることをオススメします。
不用品回収業者が行っている不用品回収について
2つ目の方法は回収業者が行っている回収方法になります。
回収業者とは一般廃棄物収集運搬許可や産業廃棄物収集運搬業許可の資格を有している業者などのことを指します。
不用品回収や粗大ゴミ回収、片付け、遺品整理などをしている業者は回収業者になると思います。
回収業者の中には有料回収だけではなく、再販できる品物は買取を行い回収料金を安くしてくれる業者もいますが、注意しなければいけないのは買取を行えるのは古物許可証を持っている業者のみになり、持っていない場合は違法買取となります。売った側に責任はありませんが、後々トラブルが起きるケースが多いです。
回収業者が回収できないものは基本的にはなく、家電4品目・PC関連などもすべて回収を行ってくれます。
回収方法も自宅から全て搬出を行ってくれるので、大型の物がある場合でも助かります。
それぞれの不用品回収方法のメリット・デメリット
環境省および役所が回収することによるメリット・デメリット
とにかく安く回収してもらえると言うのが一番のメリットだと思います。
例えばシングルマットレスを回収して欲しい場合、役所の回収ですとだいたい1,000円前後となります。
これを回収業者に依頼しますと、基本料金3,000円+処分費4,000円で7,000円とかします。金額は業者によってかなり変動します。
これくらいの金額差はあるということは事実です。
ただ役所に回収を依頼した場合の不用品回収方法ですが2通りありまして、指定の場所まで持ち込みをするか、集積所に出す場合があります。
指定の場所に持ち込みをする場合は即日でも行えますが、集積所に出す場合は回収してくれる日時は役所の方から指定されます。
回収してくれる日時は申込みをしてからだいたい1週間前後かかりますので、即日回収は基本的に諦めたほうが良いかと思います。
回収までの間に廃棄物処理券を購入し、指定の金額と枚数を回収物に貼らなければいけません。
集積所に出せるのも早くて回収の2日、3日前なのでそれまでは自宅においておかなければいけません。
集積所までは自分で持って行かなければいけませので大型の物に関しては大変かと思います。この辺がデメリットとなります。
不用品回収業者が回収することによるメリット・デメリット
不用品回収業者に依頼すれば自宅から搬出を行ってくれます。これは業者によりますが問合せをして即日で対応してくれる業者もあります。
単品回収では金額が高くつきますが、だいたいの不用品回収業者はパック料金などの料金設定をしていますので、回収して欲しい物が多い場合などはパック料金を使用した方が安くなります。パック料金も何種類かあり軽トラ、2t平、2t箱などの積み放題プランがあったりしますので回収して欲しい量に合わせて依頼すると良いと思います。
急な引越し、遺品整理などで大量の物を処分したいと考えている場合は業者を使うことをオススメ致します。
逆に単品のみの回収であれば役所の回収を使用しないと高くなってしまいますので注意してください。
不用品回収金額の目安(料金相場)
一人暮らしの量の場合(目安部屋の大きさ1K)
役所(メーカー)の回収金額 |
回収業者に依頼した場合 |
|
---|---|---|
冷蔵庫2ドア(170L)以下 | 4000円 |
軽トラ積み放題パック料金 平均28,000円
|
テレビ(17型) | 3,500円 |
|
洗濯機 | 3,000円 |
|
布団 | 300円 |
|
ローテーブル | 1,000円 |
|
座椅子 | 300円 |
|
衣装ケース | 300円 |
|
電子レンジ | 300円 |
|
レンジ台 | 300円 |
|
120サイズダンボール×10個 | 0円 |
|
合計 | 13,000円 |
28,000円 |
一人および二人暮らしの量の場合(目安部屋の大きさ2K~2DK)
役所(メーカー)の回収金額 |
回収業者に依頼した場合 |
|
---|---|---|
冷蔵庫3ドア(171L)以下 | 5,500円 |
2t積み放題パック料金 平均55,000円
|
テレビ(32型) | 3,500円 |
|
洗濯機 | 3,000円 |
|
シングルベッド | 1,000円 |
|
布団 | 300円 |
|
メタルラック | 300円 |
|
ローテーブル | 1,000円 |
|
座椅子 | 300円 |
|
衣装ケース×5 | 1,500円 |
|
電子レンジ | 300円 |
|
レンジ台 | 300円 |
|
120サイズダンボール×10個 | 0円 |
|
合計 | 17,000円 |
55,000円 |
トラックの大きさ |
部屋 |
最安値 |
最高値 |
平均相場 |
---|---|---|---|---|
軽トラック | 1K |
8,000円 |
10,000円 |
9,000円 |
1.5t トラック | 1DK |
10,000円 |
30,000円 |
20,000円 |
2t 平 トラック | 1LDK |
40,000円 |
60,000円 |
50,000円 |
2t 幌付 トラック | 2DK |
60,000円 |
90,000円 |
78,000円 |
2tロングトラック | 2LDK |
90,000円 |
120,000円 |
110,000円 |
4t トラック | 3DK |
120,000円 |
160,000円 |
145,000円 |
2tロング+軽 | 3LDK |
150,000円 |
180,000円 |
165,000円 |
2t ロング+2t 平 | 4DK |
170,000円 |
190,000円 |
180,000円 |
2t ロング+2t 幌付 | 4LDK |
190,000円 |
220,000円 |
210,000円 |
どんな時に回収業者を使えばいいの?
- 一人で持ち運び困難な物がある時
- 物量が多い時
- 集積所が遠い時
- 持ち込みが難し時
- 1部屋まるごと片付けたい時